無事、パタヤからバンコクのエカマイバスターミナルへ戻って来た小職である。
しかし、夜のバスはやはり危険である。
なんちゅーか、あのエアコンの効きすぎは限度を超えておるわ。
体の芯から冷え切ってしまった…。
指先など、寒冷痛まで発症してしまったわい。
昔、バンコクからチェンマイまで夜行バスに乗って、寒さにガクブルになったのを思い出した…。
エカマイからBTSでアソークまで戻り、スクンビットsoi29のホテル・マーメイドまで、ふらふらになりつつなんとか帰還。
このホテルがあるsoi29は、スクンビットには珍しく、その手の夜の店がほとんどなく、静かである。
日本円で5000円くらいだったかと思うが、室内は清潔で洗練されており、コスパはまあまあである。
であるが、ブラックライトが常備されており、なんかラブホみたいであった。
帰還時間はPM10:00くらい。
とにかく、少し休まねば…と思い、ベッドに横になる。
・
・
・
うぐおっ、ちと眠ってしまていたか……。
はうあっ!!
もうPM11:30前じゃん。
体だりぃ…このまま眠りたい……。
いつもの小職であれば、このまま当たり前のように寝入ってしまうのだが、今回は2泊プラス最終日夜出発の実質3日間しかタイを楽しめないのだ。
ここで寝てしまっては、江口行為のために世界を旅する者として、鼎の軽重を問われてしまう!!
と、いうことで、実際かなりしんどかったが、眠い目をこすり、夜の街に繰り出す小職なのであった。
だるい体で小職が向かった先は、ソイカウボーイである。
ソイカウボーイとは、タイのナイトライフの代名詞ともいえる、ゴーゴーバーの密集ストリートである。
ゴーゴーバーとは、今更、説明の必要もないと思うが、店舗内で過激な格好をした女子(水着やトップレス・はたまた全裸もあり!)が、ダンシングしており、客は彼女達を見ながら、酒を飲んだり、そばに呼んでセクハラまがいの事をしたり、自分のホテルに連れ込んで江口行為に及ぶことが可能な、まさに、男のパラダイス的な場所なわけである。
昔、バックパッカー時代に一度だけ友人に連れて行ってもらったが、ほとんど記憶がないので、ほぼ初めてなのである。
ホテルからソイカウボーイまでは歩いて5分くらいで到着する。
しかし、明らかに体力が不足しており、体に何かしらチャージせねば…。
ということで、食べたものがこれだっ!!
・
・
・
タイに来てまで日本食かよー と、思わんでもないが、近くに食をそそる店がなかったもんで……
ぐつぐつ煮えたぎる、こいつは、その名も火山ラーメンである。
はい、日本のらーめんです。
スクンビット通りからソイカウボーイに抜ける通り(soi23)にあります。
食欲はあまりなかったのだが、アツアツで、普通に美味かった。
食事を終えると、PM11:50くらい。
しかし、バンコクの夜はこれからであろう。
早速、ソイカウボーイへ向かって歩き出す。
・
・
・
ん、このキラキラ光るネオンの集合体、ここやな。
soi23側より
有名店バカラが確認できますな。
よ、よし、一通り、歩いてみますか!?
・
・
・
ふむふむ
ほうほう
おおっ
おおおっ
むちむち
なるほどなるほど
かわいくね? ※
すごく、よくね? ※
んっ! ここは… ※
(※、後でわかったのですが、下3枚はレディーボーイの店のようでしたね、にしても可愛いですね)
このソイカウボーイ、想像していたよりも、狭く、短かった。
(先にパタヤのウォーキングストリートを見ていたため、そのくらいの道幅なのかと思っていたのだった)
だが、しかし。
一往復した頃には、体がだるかったことを完全に忘れていた。
なんとゆうか、めっちゃ、テンション上がるわ、ここ。
さすがに、今やバンコク一のナイトスポットと言われることはある。
このどきついピンクのネオンは、男子の欲望をめちゃくちゃ刺激するんである!
歩いただけで、いろんな女子に手を掴まれ、ネコナデ声で囁かれ、やさしく(時に強引に)店に引っ張り込まれそうになるとは!!
モテモテですやん!!
うへへぇー。
もはや、完全に鼻の下が伸び、にやけきった小職であった。
しかし、ここにきても、へたれの小職は、どの店に入るとか、まったく決めきれず、びびっていた。
どうしたもんかなー、入ろかなー、などど、ゆるみきった顔をして、ソイをさまよう小職であったが、客引きの女子の半ば強引な「ノムダケOK-」といった、ニホンゴに釣られ、腕を組まれて店に吸い込まれていったのであった。
続く
コメント