MP(マッサージパーラー)・ナタリーをあっさり陥落させた小職である、が。
風呂入った事で、逆に体が弛緩している。
このままホテルに帰って、ビールを飲んでそのまま寝たいくらいである。
しかし、明日の夜には帰国便に乗らねばならない。
一般サラリーマンである小職は、あまり休みを取ることなどできない為、次、いつ海外に脱出できるかわからないのである。
休んでいる暇などないのだ。
とはいうものの、2日間で計5回の発射実績である。
小職も40前のおさーんであり、もう若くはない。
ぶっちゃけ、しんどくなってきた。
ちょっと一休みしよう。
小職はホテルに戻ることにした。
しかし、戻る途中、もうひとつやっておきたいことがあったのを思い出した。
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小職は若い頃、バックパッカーとして、アジアを中心に各国を旅している。
『イラン』というアジアではあるが、中東に分類される国で、小職はある物に出会った。
それは、水タバコ(シーシャ)である。
フルーツ味のフレバー(葉)に火を当て、温めて出る煙を水を通して吸うのである。
小職は、ノンスモーカーであり、普通のタバコはまったく吸うことができないが、この水タバコは味がフルーツということもあり、大層気に入ったのである。
この水タバコは中東エリアの嗜好品であり、小職もイラン・トルコ・シリア・ヨルダン・エジプトといった中東エリアでの旅をしていく中で、すべての国で吸いまくっていたのだった。
この水タバコを吸える店が、スクンビットにはあるのである。
それは、soi3~5周辺の、いわゆるアラブ人街である。
小職はナタリーからの帰路にアラブ人街に立ち寄った。
このあたりはアラブ人御用達の店が軒を連ねており、バンコクの中でも異色の雰囲気である。
小職はオープン席のあるカフェに入り、アラブ人に交じって水タバコをふかした。
すぱすぱ……ふぃー……… すぱすぱ…… ふぃー……。
口直し?にオレンジジュース
うむ、うむ、なかなか良い。
ただし、煙を吸い込みすぎると、咳き込むので注意が必要である。
その後、適当に軽く食事をし、一旦ホテルに帰り、一休み。
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少し仮眠、起床。
結構、体がだるいのだが、頑張って出かけることにする。
時刻はPM10:45。
スクンビットを西に進み、この界隈でのもう一つのナイトスポットである、ナナプラザを目指すのだ。
昨日行ったソイカウボーイ近くの交差点を超えて進むと、なかなか怪しい雰囲気。
明らかに夜の女子がかなり散見される。
むむ…
ほほう…
んぅー…
ブラック女子からお誘いがあったが、小職にはハードルが高いすわ…
この通りは、屋台や土産物屋などが軒を連ねており、また人通りもかなりあるので、歩くのが大変である。
しかし、あからさまな夜の顔をしたバンコクが肌で感じられて、テンションは上がっていくわけである。
スクンビット通りをじっくり歩いて、ようやくナナプラザに到着。
ここ、ナナプラザはコの字型の建屋内にゴーゴーバーがたくさん入っている所で、超有名である。
しかし、このナナプラザ、レディーボーイ専門店があったり、女子とレディボーイ混在の店があったりするらしい。
海外江口行為初心者には、そのあたりを十分考慮したうえで、店を選択せねばなるまい。
小職はあまり人が多いところ(人気店)を避け、ネットで穴場と書かれていた、マンダリンという店に突入した。
席に案内され、周りを見渡すが、客が小職の他に2人しかいねぇ…。
時刻は11:00過ぎ。
来んの遅かったんか?
お立ち台で踊っている女子も、あまりカワイイ娘がいないし。
しかも、水着着用で、おぱーいの確認がでけへんやん。
ここで若干テンションダウンである。
居心地が悪く、とりあえず、ビール一杯だけ飲んで、チェック。
次も、階が違うがマンダリンだったと思う。(店名はあまり覚えていないです)
入ってみたが、ここでは先客は1名のみ。
しかも、女子は3名しか踊ってない……。
ええぇー……と思ったが、ここはトップレスだったので、少しおぱーいを鑑賞しようと席に腰を下ろした。
ビールを頼み、踊っている女子をじっくり鑑賞。
ほほう…。
一人目は、かなりスマートでおぱーいが小さい。
でも、カワイイ。(日本人の好む顔)
二人目は、顔はイマイチだが、色白で体がなかなかナイスなバディ。
ちょっと太めだが、抱き心地は良さげ。
最後の一人は、スマートタイプだが、おぱーいは大き目。(巨乳ってほどじゃないが)
顔はまあまあカワイイ。(まさにタイの女子って感じ)
うぐおお、悩む、悩むぞー。
などと、脳内で贅沢な事を考えていると、いつの間にか先客のファランがいなくなっていた……。
狭い店内であるが、客が小職一人となると、さすがに目線が集中する。
太めのウェイトレスがすかさず寄ってきて、誰を指名すんの?みたいなことを言ってくる。
そのプレッシャーに耐えられなくなり、迷いに迷った末、小職はスマートタイプでおぱーいがちょっと大きめの女子を指名することにした。
女子がやってきて、隣に座る。
とりあえずドリンクをおごり、乾杯。
息つく暇もなく、ママっぽいオバサンが登場。
彼女をペイバーしろ攻撃がスタート。
小職も、もはや疲れており、他に選択肢はなかった。
結局、ママの言うとおりに、この女子をホテルまでお持ち帰りすることになっていった。
確か、ペイバー代が600、女子に2500バーツくらいだったかな?
支払いが済み、女子を待っている間、ママっぽいオバサンからチップ攻撃を執拗に受ける。
う、うぜぇ…。
根負けし、20バーツ札を渡そうとするが、こんなはした金いらんと拒否される。
うぐぉ、いらつくぅーー。
大体、何故何もしていないBABBAにチップなんぞ払わにゃいかんのじゃ?
いかんいかん、もう絶対払わんわい。
その後、女子が来るまでガン無視してやりました。
そして店を出、外に出ようとすると、なんとまあ、土砂降りの雨。
しかし、ささっと傘を取り出すタイ女子。
むむ、出来る…
こういうフェイスは小職の好み
その後、土砂降りの中、タクシーでホテルへ帰還。(破格の200バーツって、ぼりすぎやろう…)
しかし、この女子、どうやらあまり体調が良くなかったっぽい。
タクシー内で、寒い、と言っていた。
んで、ホテルに到着。
初めての自分の投宿しているホテルへのお持ち帰りである。
まずは、フロントで女子のIDカードチェック。
このホテルマーメイド、当然ジョナフィー(連れ込み料)は無料である。
その辺は事前に調べておいたが、実際どうなのかってところで、ちょっとドキドキしていた。
心配は杞憂に終わり、フロントのお兄ちゃんの爽やか笑顔を背に、部屋に向かう。
さて、部屋に帰ったはいいが、この女子は英語はあまり得意ではなさそうである。
間がもたないので、お互いシャワーを浴びて、早速戦闘開始である、が。
がんばって腰をふるが、なぜかまったく発射できる気配がない小職。
いろいろ体位を変え、女子も頑張ってくれたのだが、30分以上やって、大変疲れた為、小職はもうあきらめることにした。
むう、出しすぎてんのかな…。
エレクトすんのに、発射できひんとは…なんとも情けないズラ。
小職は意気消沈しつつ、シャワーを浴びた。
バスルームから出てくると、女子は布団にくるまって完全にスリープ状態であった。
あれ、帰らないの?
女子を起こすも、少し眠らせろとのことであった。
い、いや、帰ってくれませんかね?
小職、買ってあったビール飲んで、ゆっくり寝たいんすけど……。
完全に眠りに落ちています……
仕方ないので、TVのボリュームをかなり下げて、中継していたサッカーでも見ていた。
瓶ビール2本を飲み干した時、AM3時くらいだった。
女子はまだ夢の中である。
そういえば、体調が悪そうだったな。
もうちょっと寝かしとくか。
小職はそっと女子が起きないように、隣に寝っころがって、睡眠をとることにした。
酒の酔いも手伝い、すぐに眠ったと思われる。
AM6:00くらいに、女子は起き出し、シャワーを浴びて帰っていった。
初のお持ち帰りは、惨敗であった。
翌日、一回だけエロマッサージを受け、(ちゃんと発射できた)夜に帰国の途についた。
3日間のみであったが、なかなか濃ゆい体験であったと思う。
2014年 タイ旅行記完
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