満腹になってホテルで一休みしていた小職であったが、夜の帳が下りる頃、出かけることにした。
目的地は、ゴーゴーバーが軒を連ねるソイ・カウボーイである。
前回の訪タイでは結局行かなかった、有名どころのゴーゴーバーに突撃するのだ!
そのゴーゴーバーとはクレージーハウスとバカラである。
今や、ソイカウボーイの2枚看板と言われている2店舗である。
有名店は人が多く、落ち着かない為、あまり近づきたくはないのだが、やはりソイカウボーイに行ってクレージーハウスとバカラに行ってないというのも、もったいない気がしていたのである。
この2店舗はあまりの人気ゆえ、19時過ぎには座る席がなくなるとまでいわれていた。
そこで、小職は19時前にはソイカウボーイの入口に立っていた。
軽く、通りを歩いたが、やはり、ギラギラのネオンが男の欲望をくすぐる。
早速、目的の一つ目、クレージーハウスに潜入である。
このクレージーハウスの売りは全裸接客とのことだが……
どれどれ……
ほう
およよ
あれまっ
客席カウンターのすぐ目の前がお立ち台って、すげぇな、おい。
まさにお下劣クレイジーである。
酔っぱらってノリノリで入店して馬鹿騒ぎするにはいいかもしんない。
しかし、すごい人だ。
まったく席が空いていない。
2Fにも行ってみたが、客で溢れかえっている。
これはいかんということで、あえなく退店。
うむむ…… しかし、恐るべし全裸のパワーである。
まさか、この時間から席がないとは…。
後ろ髪をひかれながら撤退
気を取り直して、向かった先は、バカラである。
バカラ1F
さっそく入ってみるものの、ここも大盛況。
1Fはまったく席が空いておらず、2Fへ案内される。
2Fは若干の席の余剰があり、なんとか着席ができた。
ウェイトレスにビールを頼み、まずはレディ達を鑑賞しよう。
うぉー、おぱーいがいっぱいじゃー。
ぐぇへへへぇ、最高でんがな。
パッと見、レディ達は見た目も悪くない。
なるほど、こりゃ、人気あるわけや。
納得、である。
小職は、速攻でやってきたビールを飲みつつ、爆音に合わせて揺れ踊るレディ達を眺めていた。
何度か、踊るレディ達の交代があったが、飽きずに揺れるおぱーいを鑑賞し続けた。
しばらくすると、レディの一人が営業をかけてきた。
そっちの席に行ってもいいか、と。
そのレディは、
左側のレディ
おぱーいも大きく、なかなかカワイイ。
(ただし踊っているとき以外は水着を着ていました)
今日は、連れ出すつもりはなかったが、とりあえずOKして、レディースドリンクを進呈。
ちょっと太めなのだが、カワイイし、人気はあるのだろうと思いつつ、セクハラ敢行。
うう、おぱーいやらけぇー。
セクハラしつつ、聞くと、太めなのであんまり人気はないとのこと。
ふーん、そうなんか……。
そういえば、入店してから今まで、レディを連れ出してる人って、ほとんど見てない気がする。
やっぱ高いから?かな…
(バカラは連れ出し料・レディへの支払いも界隈随一と聞いているが……)
おぱーいをある程度堪能した後、放流。
しかしビールをもう1本頼んだところで、恐怖の出来事が起こり、小職は恐慌に陥る。
事の発端は、小職のとなりのテーブルで飲んでいたファランのオジサンである。
そのオジサンは、踊っているレディの一人を指名したのだが……。
踊るレディ達
ウェイトレスに呼ばれていることに気付いた他のレディが、該当レディ(ポニーテール)に知らせる
ウェイトレスがこっちの客から指名アリと指し示す
ゴメンナサイ
!!!???
(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
えっ、ちょ、マジで???
まさかの拒否権発動!?
そんなんありなんすか??
はわわわわわわわ。
がくがくぶるぶる。
お、恐ろしい。
まさに、トラウマもんぢゃないの、これって…….。
オレ様が、的な感じで指名して、拒否られるとは。
ま、確かに、このポニーテールのレディ、踊っていた中では抜群の可愛さだったけども。
こんなん見せられたらさー、怖くて誰も指名できないっつうの!!
うぐぐ、恐ろしい。
これはもう、だめだ。
自分の事でもないのに、このような所業を見せつけられた小職は、逃げるようにバカラを後にしたのだった。
恐怖の夜であった。
くわばらくわばら…………。
バカラこぇーよ……
続く
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