ジャカルタ2日目の夜。
疲れていることもあり、さほど食欲はないのだが、観光がてら夕食を摂りに出かけることにする。
行先は、コタ駅北のファタヒラ広場。
タクシーだと早いが、今回はジャカルタの庶民の足であるトランスジャカルタを使ってみた。
トランスジャカルタとはバスのことである。
バスなので、まずはバス停まで行かねばならない。
ホテルを出て、マンガベサール通りを西に向かって歩く。
現在の時刻はPM7:30。
さすがに完全に夜になっている。
しかし、相変わらずマンガベサール通りは屋台は乱立しているし、交通量も多い。
屋台が邪魔で、たまに歩道ではなく、車道を歩かねばならず、危険でもある。
しばらく歩き、ハラム・ウルッ通りとの交差点を左に折れると、トランスジャカルタの駅につながる歩道橋が遠くに見える。
そちらに向かって歩き、トランスジャカルタのマンガベサール駅に到着。
通りは一方通行である
駅への通路が何気に長い
駅入り口に、電車の駅のような改札がある。
本来であれば、カードを購入し、それに金額をチャージしながら乗るはずなのだが何故か、入口で現金決済を求められる。
3500ルピア。(約30円)
もはや安いとかそういうのも分からなくなってくる。
しかし、入場したものの、切符とかそれに類する物は何一つもらえなかった。
おいおい、降りる時、改札とかどげんすっとや?
そう思ったが、まあ、なるようになるかと、そのままバスを待つ。
バス乗車口
バスは5分程度の待ちで、到着。
他の人に倣って、そそくさと乗り込む。
バス内はエアコンも効いていて、快適。
しかし、スリも多いっちゅうことなんで、油断は禁物。
このトランスジャカルタであるが、道路に専用のレーンがあり、渋滞は避けることができる。
うまく活用できれば、移動費はかなり抑えられるわけである。
10分程度で、トランスジャカルタのコタ駅に到着。
降りる(終点だった)。
このコタ駅であるが、降りてからが大変。
出口まで歩き、改札を出るが、いったい今どの辺にいるのか全然わからん。
どうやら今は地下にいるようなのだが。
しょうがないので、ここでもやはり人の動きについていくことにした。
よくわからなかったが、ぐるぐるまわったりして、なんとか地上への出入り口に到着。
なかなかハードモードなトランスジャカルタである。
あ、ちなみに改札出る時に『ノーカード』と言ったら、普通に出れた。
さて、ここは鉄道のほうのコタ駅のそばでもある。
目的地のファタヒラ広場はここから北にすぐである。
しかし、ものすごい人である。
移動式の屋台もたくさん出ている。
屋台は美味しそうな焼き鳥なんかが、売っていたりしたが、夕食は洒落たレストランで食べるつもりの為、スルー。
屋台群はカメラに収めたかったが、あまりに人が多いので危険かと思い、こちらもあきらめる。
しかし、想像以上に人が多い。
この人ごみは、ファタヒラ広場までずっと続いた。
ファタヒラ広場への道
そして、ファタヒラ広場である。
広場は、群衆で埋め尽くされていた。
おそらく、理由はこれかと。
有名なバンドなんかな?
むう、どうも間が悪かったようだ。
もっと、じっくりファタヒラ広場の建物なんかを見てみたかったのだが。
しかたがないので、人々をかき分けて、進む。
今日は、ここのオシャレなレストランバーの『カフェバタビア』でディナーするのだ。
カフェバタビアの前もすごい人だかり
広場にあまりにも人がいる為、カフェバタビアの席もいっぱいだったらどうしようかと心配したが、席は空いていた。
店内2F なかなか洒落ている
窓際の席であれば、ファタヒラ広場が見える
店内は静かで、落ち着いた良い雰囲気だ。
客層も外国人観光客がほとんどのようだ。
ディナーにはドラフトビールとミーゴレンをチョイス。
ミーゴレンはインドネシアの焼きそばなわけであるが、トッピングの鶏のから揚げがめちゃくちゃ美味かった。
エビのフライもあったが、こっちは少し食べ辛い。
メインの焼きそばは、まあ普通。
もう1杯ビールを飲みたかったが、この後のナイトトレジャーに支障をきたすかもしんないので、我慢しておいた。
洗練されたバーレーストランで、優雅なひと時を過ごした小職は、人のごった返すファタヒラ広場を後にしたのだった。
この後、まっすぐホテルに帰ったのだが、人が多すぎてタクシー乗り場はわからんし、どうしようもないので、またトランスジャカルタに乗って帰った。
めちゃ時間かかった。ぶう。
続く。
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