2018年5月。
小職はキャリーバッグをガラガラと引きずりながらAljunied駅を出た。
現在AM9:00。
曇天である。
にもかかわらず、暑い。
湿度がかなり高いのだ。
立っているだけで大粒の汗が噴き出す。
さすがに熱帯の国だ。
しかし、今は乾期のハズなんだがなー。
そんなことを考えながら、歩き出す。
ここはシンガポール。
マレー半島の最南端の都市国家だ。
今回は週末を利用しての2泊3日の弾丸旅行である。
金曜深夜発の関空 → シンガポール早朝着。
相変わらず、深夜便ではほとんど寝られない。
若干、ふらつきながら、予約しているホテルに向かって歩き出した。
目指すはゲイランロロン18である。
ロロンとはストリートのことで、つまりはゲイランの18ストリートということになる。
そう、ここはゲイラン地区である。
シンガポールの公認赤線地帯として内外に有名な地区だ。
今から目指すロロン18付近には、それこそ数多くの置屋があったりする。
華やかな高層ビルが立ち並ぶシンガポールでは異色のイメージを持つエリアということになるだろう。
もちろん置屋だけでなく、普通の一般住民が住むダウンタウン的な所になる。
多くの飲食店、コンビニ、スーパー、ホテルなどがあり、旅行者には使い勝手が良い。
特にホテル代が高いシンガポールでは、比較的安く泊まれるホテルが多く、そんな訳で今回はこのゲイランに宿をとったわけである。
スマホ片手に歩くこと、約15分。
汗だくになりながら、ようやくロロン18のホテルに到着。
今回のホテルは、HOTEL81 Premier Starである。
HOTEL81系列でいわゆるラブホ。
もっとも、多くの一般宿泊客もいるわけだが。(中国人の団体さんなど)
ちなみに、ホテル正面は道をはさんで置屋が軒をつらねている……。
すげー立地やな。
ホテル正面の置屋群。まだ朝なので開いていない
フロントに荷物を預け、早速街に繰り出す。
まずは散策だ。
ちょっと晴れてきたんで、めちゃ暑い……。
こういったホーカーズ(ミニフードコート)が至る所にある。
種類も中華やインド料理を中心にたくさんあり、なんでも食べられそうだ。
勿論コンビニもある。
暑い中歩き回ったこともあり、少々疲労を覚えた小職である。
ちょうど昼時でもあり、適当なホーカーズに入ってみた。
ビクトリア フード コートとありますな
店内は明るいが、冷房はないので暑い
まずはビール。
暑い中、最高の一時。
そして、まずは王道ともいえる鶏飯。
次いで、ワンタンスープ。
ビールが7.5シンガポールドル、鶏飯は3シンガポールドル、ワンタンスープは4.5シンガポールドルぐらいだったかな?
1シンガポールドルが約83円くらいだったので、15シンガポールドルで1245円くらいか。
むう、ビールがやはり高いよな。
日本より高いわ。
ちなみに味のほうであるが、鶏飯はイマイチ、ワンタンスープは絶品、であった。
このホーカーズはほどほどの混みようで、居心地は悪くなかった。
のんびりと食事を済ませ、店を後にする。
そして、そろそろチェックインをしにホテルへ戻ることにしたのだが……。
小職は普通に交差点の横断歩道で信号が青になるのを待っていた。
しかし。
いつまでたっても青にならない。
おかしい……。
なんか、一回こっちが青になる順番すっ飛ばされてない?
それとも、酔ってんのかな……。
小職は疑問に思いながらも、横断歩道前で立ち続けた。
だがしかし。
全然、青にならへん。
もう5分くらい待ってんのに。
あれ、向こうはさっき青になったのに、また青になってる、どう考えてもおかしい。
こっちはずっと赤やのに。
小職が???と思っていると、若いお兄ちゃんが、小職の後方にあった鉄柱についていたボタンを押した。
はう!??
なにい、まさかの、これが横断歩道用の押しボタン??
わ、分かりづれーよ、これ、めっちゃ。
せめて、もっと正面から見て分かるように設置しといてくれよー。(泣)
ま、分かればどってこたーないけどさ。
その後、無事ホテルに戻ってチェックインを済ませた。
ちなみに部屋はこんな感じ。
狭いわ…
2泊で13500円くらい。(シンガポール宿代高ぇ!)
ちょっと昼寝しよっと。
おやすみなさい。
続く
コメント