明けて翌日。
今日はあるミッションを遂行するつもりだった。
それは、ベトナム鉄道に乗車することだ。
ベトナムはご存じの通り南北に長い国で、首都のハノイから商都のホーチミンまでを結ぶベトナム統一鉄道の長さは、全長約1726キロメートルにもなる。
列車の旅というのは、すごく旅情をそそり、小職的には好む次第である。
実は20数年前にベトナムを訪れた際に、ハノイから古都のフエまで夜行列車に乗ったことはある。
昔すぎて、あまり覚えていないのだが。
まあ、とにかく、今回久しぶりに乗ってみようかと思ったのだ。
と言っても、今回乗ろうと考えたのは統一鉄道ではなく、地方路線である。
それは、ハノイ ー ハイフォン間を結ぶ路線。
これに乗ってハイフォンまで行き、ついでに壊滅しているとの噂のドーソンも見てきてやろう。
もし、万が一に置屋が復活してたら、一発やってやろう。
ぐふふ。
などと、エロ旅行者にとって至極健全な考えを抱いていた。
ネットで調べた結果、旧市街のロンビエン鉄道駅からAM9:20くらいにハイフォン行きの列車が発車するようだった。
チケット窓口は発車1時間前くらいに開くらしい。
そんな訳で、AM7:30過ぎに宿を出発。
ハノイ旧市街をてくてく歩きながら、ロンビエン鉄道駅を目指す。
朝のハノイ旧市街
のんびり歩いて、ロンビエン鉄道駅に到着。
駅構内に入り、空いている窓口に行き、ハイフォン行きのチケットを買おうとするも、FULLと言われる。
……え、マジですか…。
………………………はい、ミッション失敗。
早朝から、ご苦労様でした。
悔しかったので、いろいろ線路の写真を撮ってたら、思ってたよりもいい感じに撮れてた。(笑)
ええ感じやん…
さて、鉄道乗車には失敗したが、一応、ドーソンには行ってみようかと思い、ここからロンビエンバスターミナルまで歩く。
ロンビエン・バスターミナルです
ここからザーラムバスターミナルへはバスで行く。
のだが、昨年まで運航していた10Aのバスは無くなったようだ。
ザーラムバスターミナル付近へは17や42、54といったバスが行く模様であった。
待っていると、54が来たので乗車。
ソンホン川を渡ってザーラムバスターミナル近くのバス停で下車。
まあ、このへんは慣れたもんだ。
ちなみに54のバス運賃は15,000ドンだった。
ザーラムバスターミナル
道路を渡って奥のザーラムバスターミナルへ。
バスターミナルに入ったら、左手のHAI AU社専用のブースへ向かう。
例によってVIPバスの乗車券を購入。
13万ドン(約780円)也。
出発はAM9:00。
もうバスは来ていたので、バスに乗り込む。
席は満席だった。
すぐに出発。
一路ハイフォンへ。
…………………………………………………………………………。
…………約2時間後、バスはハイフォン市内の高速道路を降りる。
バスはこの後、ハイフォンの中心部に向かうことになる。(ドーソンとは逆方向)
すぐに降りる準備をして、バスの前部へ。
車掌に降りたい合図をし、バスが停まったので飛び降りる。
降りた所の道路の向こう側にはHAI AU社のオフィス。
向こう側の青い看板が目印だ
ガンガン走ってくる車やバイクなんかを避けつつ対面へ渡る。
そしてちょっとドーソン方面に歩くと、ドーソン行きのピンクバスのバス停がある。
バス停の看板な
いつもはここでかなりバスを待つことになるのだが、今回は1分も待たずにピンクバスがやって来た。
うぉ。
こんなことってあるんや…。
驚きつつ、ささっと乗り込む。
バスはのんびりドーソン2区へ。
値段は25,000ドン。
ドーソンへは30分程度で到着。
来たぜぇ~ドーソン2区
しかし、………………………………………………。
ひ、人っ子一人歩いてねぇ……(汗)
………まあ、分ってたけどね。
昨年はあれだけ走ってたバイク2ケツおねーちゃんどころか、車も、まったく走っておりません。
完全に終了状態ですな。
そのままサイズオン・ホテル方面へ。
ホテル前も閑散としてる…
ホテル対面の食堂には従業員がいたが、客はゼロ。
サイズオン・ホテルも営業してるっぽいが、客いんのかな?
そしてサイズオン・ホテル脇道へ進む。
この先がラブホ仕様のニャギ群が並んでいた通りで、ドーソン2区のメイン中のメイン。
通称『奥の細道』と言ったそうな。
これは事前にネットで調べて分かったいたことだが、海側の建物が取り壊され、更地(荒地?)になっていた。
ドーソン2区再開発の為とのこと。
当然、ここも誰も歩いていない。
ただ、ちっちゃい犬2匹が、残ってた建物の敷地から走ってきて、すごい勢いで吠えてくる。
ええぇ…何もしないよ…。
犬に吠えたてられ、早々に退散。
ま、別にやることないしね。
その後はビーチに行って写真を撮り。
いい天気なのだが、遊んでる人はほんの数人のレベル
ビーチ周辺には客引きのおっちゃんやおばちゃんが暇そうにしており、声をかけてくるが、まあ、ビーチに用はないしね。
そもそもシーズンじゃないので、客もほとんどいない訳である。
ドーソン2区、客はほぼ見かけることが無く、いるのはほぼ店の従業員のみ。
お姉ちゃんなんか、いるはずない状態。
うん、これは、あかんな。
万が一を期待してきたが、夢は儚く敗れましたわ。
そんな訳で、ドーソンに用は完全に無くなった。
来てから30分も経っていないが、撤退すべし。
ただ、せっかくここまで来て写真だけ撮って戻るのもなんなんで、飯を食べて行くことにしよう。
ハイフォンには、『バイン・ダー・クア』なる名物料理があるそうな。
それを食しに行こうか。
バス停に戻り、ピンクバスを待つ。
なんと、またしても2分程度でバスがやって来た。
バスに颯爽と乗りこむ。
うん、これ、さっき行きに乗ってきたバスやんな…。
運転手(スキンヘッドのおっちゃん)も車掌のおばちゃんも同じ人やん。
ま、ええけど…。
ハイフォン中心地まで乗るので、運賃は3万ドン。
グーグルマップを凝視しながら、バスに揺られること約45分くらいだったかな?
目的の店の近くのバス停で下車。
さらにグーグルマップを確認しながら、ちょっと迷いつつ歩いて店に到着。
バイン・ダー・クア・バークという店
ここはバイン・ダー・クアの超有名店らしい。
さっそく入店。
お昼時という事もあって、店内は激込み。
なんとか空いてるテーブル席に滑り込んだ。
そしてバイン・ダー・クアとネム・クア・ベーをオーダー。(どちらも店の名物とのこと)
これがバイン・ダー・クア
バイン・ダー・クアは、米粉にサトウキビ汁を練りこんだ麺に濃厚魚介スープの料理。
具材としてカニやエビなんかが入っていて、なかなかイケる。
こっちがネム・クア・ベー
ネム・クア・ベーは、カニ入り揚げ春巻き。
こっちは、ほんとに旨かった。
これをつけダレにつけて食べると、マジで美味しい。
バイン・ダー・クアとネム・クア・ベーにコーラで合わせて10万5,000ドン。
満足である。
その後は再びピンクバスに乗ってHAI AU社のオフィス前まで移動し、VIPバスでハノイのザーラムバスターミナルへ戻る。
………………………………さて、そんな訳で小職の現在位置はハノイのザーラムバスターミナル。
これからどうするかであるが、このハノイ、昔から郊外に、とある有名な置屋がある場所がある。
それはツーソン置屋と言われるもので、ハノイ鉄道駅からだと約20キロメートルほど東方面に行った場所にある。
ツーソン置屋はかっては盛況だったようだが、度重なる摘発があり、現在ではやや下火でひっそり営業しているようだ。
ただ、安く遊べる場所が少ない(おそらく知られていないだけなのだろうが)と言われてきたハノイにおいて、貴重な夜遊び場所になる。
ネットでは夜がメインだが、昼間でも一部営業しているとのこと。
じゃあ、行ってみようかと思い、ツーソンに向かうことにした。
ただ、結論を先に述べると、営業中の置屋を見つけることが出来ず、調査は不発に終わった。
以下、簡単に記していきます。
まず、ツーソンの位置。
ここな
ザーラムバスターミナル付近のバス停から、54のバクニン行きのバスに乗れば、それがツーソンを通る。
54の始発はロンビエンバスターミナル。
ちなみに昨年まであった10Aのバスなら終点がツーソンだった。
無くなって残念である。
そして54のバスに乗って一路ツーソンへ。
54は朝にロンビエンバスターミナルからここザーラムバスターミナルまで乗ってきたバスでもある。
まあ、それはいいとして、やって来た54番バスは満席で結局ツーソンまでの約30分、ずっと立ちっぱなしだった。
そして降りるのはここ。
スーパーマーケット付近
このスーパーマーケットにはハイランズコーヒー店が併設されているので見間違えることはないと思われる。
ここ
ここで降りたら、置屋街に向かう。
事前学習によると、置屋があるのはスーパーマーケットの奥側。
スーパーマーケット右手奥の道とGiaBaoホテルの周辺
図示した辺りに置屋があるらしい。
客引きのおっちゃんやおばちゃん、お兄ちゃんらが置屋の前にいるらしいのだが。
この図示されている辺りをくまなく探すも、まったくわからん。
KARAOKEの標識がある店はたくさんあり、それらが置屋らしいのだが、そもそも店が開いてないし。
時刻はPM4:00くらい。
早いのは分っているが、昼間でもやってるとこはあるってネットで見たんだがな…。
散々探し回るも、まったく営業中の置屋を見つけることは叶わなかった。
失意のうちに再び54のバスの乗ってハノイへ戻る。
一旦宿に戻って休憩。
体力の回復に努めよう。
続く
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