2016年12月中旬。
小職は関空の第二ターミナルにいた。
これからLCCのピーチで香港に向かうのだ。
10月にも行っているので、今年2度目の渡航になる。
まあ、会社で休日出勤の振り替えが余っていたため、またもや土日を絡めて2泊3日での弾丸旅行に向かうのである。
関空第二ターミナルのクリスマスツリー
どきゅんんっと香港までひとっ飛び。
おー飛んでますな
そして激込みのイミグレを抜け、バスで九龍の尖沙咀(チムチャーソイ)へ。
前回の旅と同じ道程なんで、ラクチンである。
しかし。
さすがの12月で、小職が思っていたよりも寒かった。
前回の10月が日本よりずっと暑かった為、12月の香港も日本より暖かいんだろうと高をくくっていた。
いや、さみーわマジで。
空港から一歩外に出た途端にテンションがた落ちである。
次に12月に行くことがあったら、もっと厚着して行こ。
(そもそも小職は寒さが苦手である)
そう、心に誓いながら、今回の宿のある美麗都大厦に到着。
翌日の早朝に撮ったので、人が歩いてないです
この美麗都大厦も前回泊まったホテルがある重慶大厦(チョンキンマンション)同様に、安宿が集まっており、バックパッカーの多くが集まるらしい。
場所も、重慶大厦(チョンキンマンション)と同じネイザンロード(九龍のメインストリート)にあり、尖沙咀(チムチャーソイ)の地下鉄駅からも近い。
今回、部屋の写真を撮るのを忘れており、ホテル名も忘れてしまった。(汗)
ただ、値段は一泊約5000円くらいだったと記憶している。
とりあえず、部屋に荷物を置いて、腹ごしらえをする。
雞記・潮州麺食です
てなわけで、前回同様に、まずこの店へ。
コーラとフィッシュボール入りの麺
とりあえず、温かいスープが身に染みる。
おいしいわ。
店内はめちゃ狭です
さくっと平らげ、無愛想な店員に支払いを済ます。
腹が満たされたら、次やることは江口行為に決まっている。
小職は電車に飛び乗ったのであった。
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今日のミッションは、中国大陸への侵攻である。
香港からは大陸の深圳という街に電車で簡単に行ける。
深圳行きの目的は置屋があるという、羅湖村と向西村への訪問である。
アジアのムフフ雑誌であるジーダイアリーにここの事が載っていたからである。
なんでも150元(1元=約17円 150元=約2550円)の安さで女子と江口行為できるとかいう噂だ。
はたして、どんなもんなのか。
かなり気になった為、行ってみたわけである。
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…………。
電車に揺られること約40分、無事、深圳へ到着。
一応、イミグレ等もあり、少し面倒ではあるものの、概ねスムーズに中国大陸に侵入成功である。
深圳の第一印象は、建造物が無駄にでかい、というものであった。
だだっ広い敷地に、でかいビル。
しかし、人があんま歩いていない。
日本の日常から来ると、寒々しい感じがするのである。
道路もでかい。
だが、街があまりきれいではない。
誰も歩いていない大阪の御堂筋みたいなのである。
(関西地区のみの比較でスイマセン)
んー、深圳ってこんなんかーと、思いつつ、まずは一つ目のミッションである、羅湖村へ歩いて向かう。
ここからはそう遠くないはずなのである。
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地図を頼りに歩いていくと、目印が見えてきたぜい。
めっちゃ分かりやすい目印……
村とあるが、実際はエリアのようである。
ここに置屋があるはず。
ただ、香港の141と違い、ここ中国ではそういった内容は公安に見つかると捕まるという話である。
よって、あまり大っぴらにはできないらしい。
小職も、公安がいないか辺りを見ながら、慎重に探索を続ける。
歩く。
歩く、歩く。
……………。
んん? 大陸女子は何処に?
ジーダイアリーによれば、そういう系の店先からは声がかかるっぽいらしいのだが…。
何の店かはわからんが、店自体はたくさんある。
でも、大陸女子どころか、だーれもいないんだよなー。
現在時刻はPM5:00くらい。
時間的に、まだ早いんかな……。
周辺を2~3周ぐるぐる回ったところで、探索終了。
第一ミッションは失敗に終わった……ぐふっ。
ま、まあ、いい。
今回はどちらかというと、向西村探索がメインである。
ジーダイアリーにも、そっちのほうがハイレベル大陸女子がいると記載されていた。
そういう訳で、切り替えて、向西村へ向かうこととする。
ここ羅湖村から西向村へは、2キロくらいの距離のはずである。
(はっきりとした場所が分からないのだが…)
街歩きも兼ねて、てくてく歩く。
寒さもあり、あまりテンションがあがらんな……。
街並みも、たいして興味をそそるものがない。
やっぱ、香港とは全然違うな。
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やはり、深圳の街への感想はイマイチ、である。
夏とかに来れば、違ってくんのかな?
むむむぅ…などと思いながら歩いていた。
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そして、地図上では近くまで来たと思ったのだが。
このあたりのハズ…
火鍋の店が並んでいる辺りが、エリアの入口らしい。
と、なるとここらかな?
高そうな火鍋の店
この店の左側の通りか?
行ってみよう。
車は進入禁止の道
この通りに入って少し、歩いていた時、いきなりおばさんが話しかけてきた。
!!?
とりあえず、大陸の言葉はわからんが、このおばさんは絶対にポン引きやろ。
ピンときた小職は、ハウマッチ?と聞いてみた。
おばさんはまた大陸の言葉で何やら言ってきたが、まったくわからぬ。
小職は、電卓を取り出し、おばさんに差し出す。
おばさんが入力した数字は、150であった。
ん、事前の調査の相場と合致する。
よし、行くぞ。
おばさんにOKと言ったら、おばさんはついて来いとジェスチャーで合図してきた。
おばさんについて行く小職。
おばさんは、辺りを気にしつつ、近くのビルの入口へ。
このビルの入口、めっちゃ鉄の扉が閉まってますが。
鉄扉ってやばくない?
おばさんは、ここでも辺りを気にしながら、鉄扉を開く。
鍵を開けるおばさん
おばさんについて、ビルの中へ。
ほぼ真っ暗の中、階段を上る。
ビル内はライトが点いてなく、所々にある窓から入る外の光でかろうじて辺りが見える暗さである。
ここは明らかにヤバイ、怪しすぎるビルや。
鉄扉は恐らく公安対策なんやろうが、いろいろ怖すぎる…。
おばさんは、とある部屋の前で止まり、部屋に向かって何やら声をかけた。
(この部屋の扉の所にのみ灯りがあった)
扉に向かって声をかけるおばさん
どんなんでてくんやろ…。
はっきり言って、めちゃびびっていた小職である。
ガチャリ。
ドキドキ。
扉が開く。
暗闇の中、浮かび上がったのは。
……………!!
想像していたよりもずっと若く、キレイ目な女子であった。
ぶっちゃけ、どんな女子がいても断って逃げようかとか考えていた所であったが、思わずOKと言ってしまっていた。
あっ、しまった、と思ったが遅かった。
おばさんは、一言その女子に声をかけて、さっさと行ってしまった……。
もうどうしようもないので、部屋に進む小職。
ほぼベッドのみの部屋は、電灯が点いていないのでかなり暗い。
奥のトイレっぽいところの入口から漏れる光でかろうじて物が判断できるレベルだ。
(ちなみにトイレの入り口の扉はなく、完全オープンである)
そして、めちゃくさ臭い。
うぐお、なんちゅうイカ臭さや、これは……。
この女子、よくこんなトコに居れるな。
いや、多分、鼻がマヒしとんのやろな。
この部屋のあまりの臭さに、またもテンションは下落している。
しかし、そんな小職を尻目に、大陸女子はさっさと服を脱ぎ、全裸に。
脱ぎっぷりは良し
暗い部屋に、白い裸体。
うむう、かなり色白やな。
細目で、スタイルはなかなかいいね。
部屋が臭いけど。
ちなみにこの大陸女子、英語はまったく通じない。
早く脱げと、ジェスチャーで指示してきたこともあり、小職も脱ぐ。
ベッドに座った女子の隣に寝っ転がる小職。
女子は、手に持っていたコンドームを袋から出し、小職のアレにいきなり被せようとする。
お、おい、ちょい待て。
まだ、ふにゃちんやっちゅうねん。
入るか!
小職も不惑を迎えており、女子の裸体見ただけでビンビンになった若い頃とは違うのだ。
女子の手を握っただけで、おっきしていた、かっての自分が羨ましく思う今日この頃なんです。
ま、それはおいといて。
それにしても、、めちゃくちゃである。
この女子は、江口行為の進め方が、わかっとらんのか?
すぐに脱いだところから、慣れてると思ったんやが。
とりあえず、無理やり被せようとするのを制して、一旦手でしごくように要請する。
しかし。
ここまでの過程で、テンションが下がりまくりの小職、立ちが悪い。
この女子の無造作な上下運動では、エレクト率は50パーセントくらいにしかならないのであった。
どうやっても、これ以上は固くならなさそうであった為、この微妙な状態で、なんとかゴムを被せ、女子に挿入しようと小職は試みた。
小職が起き上がり、女子はベッドで仰向けになる。
そして、女子は股を大きく広げてくる。
……情緒が欠片もない。
エロさがまったく感じられない為か、小職のは、萎んでしまった。
くそう、もう一度最初からだ。
小職は再びベッドに寝転んで、女子に手で刺激を与えてもらうことにした。
とりあえず、ゴムを外して、手で上下運動再開である。
こひゅこひゅこひゅこひゅこひゅこひゅ………
うん、やっぱ固くならないぞい……。
とか、思っていたら、いきなり波がやってきた。
あ、やべっ。(どぴゅん、ぴゅるぴゅる)
一瞬の隙をつかれ、大暴発してしまった。
いきなり発射したものだから、女子も一瞬ビクッてなっていた。
そして、賢者タイムスタート。
…………なんじゃ、こりゃ。
まったく気持ちよくなかった。
大惨敗である。
深圳まで、何しに来たんやろうか…。
呆然としている小職を尻目に、女子はトイレットペーパーで小職の残骸をふき取った後、一人でさっさとトイレルームへ行ってしまった。
失意の小職も、後を追ってトイレルームへ。
おう、シャワーあんのかと思ったら、まさかのホースのみですか…。
とりあえず、ちょっとぬるい水で、ちゃちゃっと洗ったが、タオルもないんかい…。
女子に、拭くもん何かないんかとジェスチャーで聞くと、トイレットペーパー渡されました。
うお、マジか。
これ(トイレットペーパー)で拭くしかないんか…。
しかたなく、それで拭いて、服を着た小職である。
女子に200元渡し、しっかりとおつりの50元をもらう。
(200元でも3500円くらいやけど)
さすがに、この状況でチップはやれねぇ。
そして、部屋を出て、逃げるようにビルを脱出したのであった。
(鉄扉は内側からは簡単に開けられた)
くそう、なかなか良い体だったのに…
ジーダイアリーによると、なかなかハイスペックの立ちんぼ女子が、このエリアにはいるとのことであったが、この後、細い路地などくまなく探してみたが、一人としていなかった。
今は、おらんのかな?
よくわからなかったが、この後も別の予定もあり、ひとまず、探索はここまでにして、香港に戻ることにした小職であった。
続く
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