澳門(マカオ)。
香港からは海を挟んで、すぐ西方にある。
かって、ポルトガルの植民地であったこの地であるが、現代ではカジノを中心に世界有数のリゾート地として有名である。
長年ポルトガルの統治下であった為、西洋と東洋の文化が混ざり合っており、多くの世界遺産を擁する。
香港2日目の今日は、その世界遺産を見物しに、香港からマカオに行くのだ。
香港からマカオに行くには、手っ取り早いのは高速フェリーを使うことである。
フェリーは尖沙咀(チムチャーソイ)の九龍公園西のチャイナ・フェリーターミナルから発着している。
美麗都大厦のホテルから、歩いていけると思い、朝8:00頃出発。
途中、若干迷いつつも、フェリーターミナルに到着し、チケットを買う。
値段は2400円くらいだったかな?ちょっと忘れてしまったが。
でわ、早速乗り場へ向かおう。
空港のような感じです
乗り込みます。
乗客多い
中はこんな感じ。
約50分くらいでマカオに到着。
どっかのカジノが運行する無料のバスに乗って、市街地へ。
この辺りは巨大なカジノビルが乱立している
有名なリスボアホテル(カジノ)
むー、すげー形してんな…
カジノも興味はあるが、今日の目的は世界遺産巡りである。
ここから歩きで、いろいろ行くのだ。
以下、撮った画像を中心に今日の動きを記していく。
まずはセナド広場へ。
のんびり歩き、5分ほどで到着。
セナド広場
クリスマスシーズンの為、広場にはクリスマスツリーっぽいのが設置されていた。
(画像の緑のがソレ)
セナド広場から道路を挟んで民生総署。
民生総署
セナド広場には仁慈堂大樓もある。
仁慈堂大樓
次に、聖ドミニコ教会。
聖ドミニコ教会
中にも入ってみた。
奇麗であるな
ちょいと、歩いて大堂(カテドラル)前広場へ。
画像右の木に隠れてるのが大堂(カテドラル)
次は、丘の上のモンテの砦へ。
道中は坂道を歩く
上り坂が続く
よし、到着だ
砦っぽく、大砲ありますな
モンテの砦は1626年に出来たらしい。
日本では江戸時代の初期くらいか…。
そのころから大砲あったんかな。
イカスぜ。
砦からは、マカオ市街が見渡せる。
リスボアがめっちゃ目立つ(汗)
今日は快晴で、見晴らしもよく、気分は上々。
おおっ。
カジノに向けて発射ぁぁぁ!!
砦からの景色を堪能したの後、次なる世界遺産へ。
次は、このモンテの砦から至近の聖ポール天主堂跡だ。
これだっ!!
聖ポール天主堂跡
この聖ポール天主堂跡は1640年頃に出来たが、その後1835年の火災で建物正面(ファサード)以外は消失したとのことである。
どうやらマカオで最も有名な世界遺産らしい。
観光客(大陸の人民が90パーセントくらい)も多い
横からだとこんなん。
次に向かうは、ナーチャ廟である。
ここは、聖ポール天主堂跡の脇の道路を行ったすぐにあった。
ナーチャ廟(哪吒 ナタク)
ナーチャ廟のナーチャは哪吒である。
あの最高におもしろいマンガ『封神演義(藤崎竜氏作)』で大活躍する哪吒である。
哪吒の廟ってんで、ちょっと期待していたのだが、めっちゃ小さくて、ちょっと残念。
そして、このナーチャ廟の左側の壁が旧城壁であり、これも世界遺産。
壁~
ま、ただの壁っすわ。
壁の見学は5秒で済ませ、一度最初のセナド広場方面に戻る。
セナド広場に到着
ここから、さっきとは逆方向に向かう。
最初に到着したのは聖オーガスチン広場である。
聖オーガスチン広場
この聖オーガスチン広場は広場自体も世界遺産であり、かつ他の4つの世界遺産と隣接している。
それらは以下になる。
聖オーガスチン教会
ロバート・ホー・トン図書館
聖ヨセフ修道院および聖堂
ドン・ペドロ5世劇場
この頃には、短時間で数多くの世界遺産をまわった為、よくわからなくなってきていた。
とりあえず、あまり感動も感じられない状態であったが、次に向かう。
聖ローレンス教会
この協会は扉がオープンになっていたので入ってみた。
教会のステンドグラスはいつ見ても美しい
このあたりから、地味に腹が痛くなってきていた。
マカオの世界遺産巡りもまだ半分くらい残っていたが、疲れもあり、香港に撤退することにした。
まあ、残りは次来た時に行こうか。
次は、カジノもやってみたいな。
そう思いつつ、マカオを後にした小職であった。
続く
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