2018年10月。
今回の旅はフィリピンである。
昔、小職がバックパッカーだった頃、フィリピンの首都・マニラの治安が悪いという噂は、際立っていた。
なんでも、マニラの空港からタクシーで市街に向かうと、必ずと言っていいほどタクシー強盗に遭う。
信号で止まると、強盗がタクシーのドア越しにピストルを突き付け、身ぐるみ全部剥がされる。
そんな話が、まことしやかに広まっていた。
真偽のほどは定かではないが、危ない所には極力近づかない事をモットーにしていた小職は、当時、当然のごとく訪問先から外していた。
そして、現在である。
もう、このような噂は耳にしなくなって久しいのだが、それでも治安が悪いイメージが心に刻まれており、赴くつもりはなかった。
しかし、今年(2018年)3月よりLCCのジェットスター航空が関西空港からクラーク空港(アンヘルス)への直行便を飛ばす事を知ったわけである。
おお、これなら(小職にとって)治安の悪いイメージ極大のマニラの空港を介せずフィリピンに入国できるじゃん。
ってわけで、10月の3連休プラス1日の有給を使って3泊4日の旅程で初フィリピン旅を楽しむことにしたのである。
天気は快晴
ジェットスター便に初めて乗ることになった。
座席間が少し狭く感じるが、関空→クラーク空港までは約4時間。
あっという間に到着である。
クラーク空港上空より
空港で両替をし(1ペソ=約2円)、ジープニーでアンヘルスの街に向かう。
ジープニー乗り場は空港出口を右手にまっすぐ行った所にある。
これがジープニー
空港出口を出ると、タクシーの勧誘が激しいが、タクシーだと市街まで500ペソかかる。
ジープニーだと、50ペソである。
ただし、このジープニーは、乗り合いトラックで荷台の席が客でいっぱいになるまで出発しない。
この時は30分くらい待って出発。
ちなみに客はほとんど日本人。
さっき関空からジェットスター便が着いたばっかなので、当然と言えば当然である。
15分程度で、メインゲート入口に到着。
この辺で降りる
ここから奥に進めば、フィールズアベニューである。
このフィールズアベニュー周辺が、ゴーゴーバーなどのウハウハ施設が乱立するアンヘルスの顔である。
まずは、ホテルにチェックインする。
今回泊まるホテルは、950コンドテルである。
このビルの上階がホテルになっている。
1Fは24時間営業の『JJスーパーマーケット』で、滞在中の買い物はほとんどここで済ませることができたので、便利であった。
このホテルであるが、ゲストを部屋に入れる場合、フロントにIDを預けるとか、2人以上のゲストを部屋に入れる場合は別途料金が必要とか、そういったルールがあるようだ。
部屋はこんな感じ。
3泊で税込1万500円くらいだった。
値段の割には広いし綺麗だと思った。
荷物整理をして、早速街に繰り出すことにする。
行先はもちろんウォーキングストリートである。
ホテルを出て、右に少し進むと、ゴーゴーバーが並んでいる。
さらに進むと、もうウォーキングストリートである。
早く行きたいという焦りにより、写真もブレブレ
ウォーキングストリートに突入
まずは食事だ―ということで、有名なココモスレストランへ。
ウォーキングストリート側の席に座り、まずはビール。
サンミゲル・ピルセン
くはー、うまい。
やっぱ、旅先で飲むビールは最高であります。
しばらく、ウォーキングストリートを眺めながら、ビールをあおる。
ココモスレストランの対面はもちろんゴーゴーバーである。
こんな感じである。
現在時刻はPM5:30頃。
まだ少し明るいので、夜の街の雰囲気になるのはこれからって感じ。
んで、頼んだ料理がこれ。
シシグ
シシグは豚の頬肉を炒めたもの
このシシグであるが、味がかなり濃く、ビールには合うが胃にもたれる。
小職は半分ほどでギブアップ。
残念。
支払いを済ませ、店を出る。
この頃にはもう薄暗くなってきていた。
ひとまず、ウォーキングストリートを歩いてみる。
おお、いいね。
ネオンの怪しい明るさがテンションを上げ始めた所で、一旦ホテルに戻る。
身だしなみを整えたら、バーホッピンング開始だっ!!
続く
コメント